情報セキュリティマネジメント試験に合格する方法

今年の春に受験した情報セキュリティマネジメント試験(以下SG)。受験後の感覚ではギリギリ合格かギリギリ不合格のどちらかだと思ったのですが、予想以上の得点が獲得できて無事合格することができました。そんなに難しい試験ではないのですが、久々に「合格」という文字を見ることができて何だかとても嬉しい気分です。今回は社会人でこの試験に挑戦しようとする方に向けて、僕の勉強方法をお伝えしようと思います。

勉強期間は約3ヶ月間

僕の場合、受験日の約3ヶ月前から勉強を開始しました。その3ヶ月をどのように使ったかというと、

  • (1ヶ月目)購入したテキストを繰り返し読む
  • (2ヶ月目)公式サイトからダウンロードした過去問を繰り返し解く
  • (3ヶ月目)自分が苦手とする分野を集中的に勉強する

このように1ヶ月毎に勉強のテーマを決めて取り組みました。勉強は平日5日間のみ。土日は敢えて勉強していません。勉強時間は1日2時間程度でしょうか。過去問を解く際は実際の試験時間と同様の時間を使いました。

使用した教材

今回の試験勉強で使用した教材は次の3つです。

  • 市販のテキスト
  • SG公式サイトからダウンロードした過去問
  • スマホアプリ

市販のテキストはTACが販売している『ニュースペックテキスト 情報セキュリティマネジメント 平成30年度』を選びました。SG試験はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野から出題されるのですが、最も出題数が多いのがテクノロジ系です。今回受けた試験においてもテクノロジ系だけで68点の配点があります。合格ラインが60点ですのでテクノロジ系で満点を取れば合格できるほど重要な分野です。本テキストに関してはこのテクノロジ系に関する説明が充実していたのが幸いでした。ただし、用語説明が若干不足しているのでスマホで都度用語を調べることも必要です。

市販のテキストにも過去問は掲載されていますが、SG公式サイトから全ての過去問がダウンロードできるため必ず利用しましょう。過去問は午前と午後に分かれています。午前は一問一答形式で、午後は読解問題3問です。午前は単に知識を問うだけですので暗記すれば何とかなります。しかし午後問題は長文を読み問題を解く必要があります。ゆっくり読んでいると3問全てに解答することは難しいでしょう。だから、過去問を繰り返し解くことで解答に費やす時間の感覚も身に着けることができます。普段から読書をしていればそんなに抵抗はないと思います。なお、過去問を解答するためにシートを独自で作成しましたので、必要な人はこちらからダウンロードしてご利用ください。

スマホアプリはスキマ時間を有効利用するために使用しました。このアプリは『2018年春版 情報セキュリティマネジメント問題集(全問解説)』(にしむら工房)で無料です。一問一答方式の問題集です。出題分野や問題年度で問題を絞り込むことができます。また、2回連続で同じ問題に正解すると出題対象外になるため、目標としては受験前日までに全ての過去問に2回連続正解して、出題される問題がゼロになるまで頑張りましょう。ちなみに私はAndroid版を使用しましたが、iPhone用のアプリもあると思いますので探してみてください。同類の他のアプリも試しましたが、このアプリが最も使いやすかったです。

合格するためのポイント

実際に受験してみて感じた合格するためのポイントをお伝えします。

まず午前問題に関しては知っているかどうか、つまり暗記が勝負ですのでひたすら覚えるしかありません。特にテクノロジ系の配点比率が高いので、この分野を重点的に勉強することをオススメします。ストラテジ系とマネジメント系に関しては、社会人であれば普段の業務で使っている知識と重複しているため、それほど重視する必要はないかなと。実際私もマネジメント系で最も高い得点率を獲得できました。ちなみに今回の試験では過去問と全く同じ問題が10問近くありましたので、過去問を全てクリアすればそれだけで20点近く獲得できます。過去問は全て満点になるまで解きましょう

午後問題に関しては過去問で慣れるしかありません。恐らく午前とは異なり同じ問題が出題されることはないでしょう。しかし、問題の形式はどれも同じです。架空の会社で発生した情報セキュリティインシデントに対して、社内でどのような対応をしていくべきなのか問う問題ばかりです。ですので具体的な知識というよりは、情報セキュリティマネジメント(ISMS)の概要をしっかり理解しておく必要があるでしょう。あとはできるだけ早く文章を読めるようにトレーニングしましょう。午前よりも午後の方が時間配分が大切です。

今回の試験の合格率は全体で53.7%でした。他の試験と比べると高い合格率ですので普通に勉強すれば合格できるでしょう。ちなみに社会人は57.7%、学生は27.7%という合格率です。学生の場合は半ば強制的に受験させられた人が多いのでしょう。また、社会人に関してはIT系企業に勤務している人の合格率が52.1%なのに対し、非IT系企業の合格率は64.6%です。意外な数字ですよね。恐らくIT系企業の人はテクノロジ系には強いのですが、それ以外の分野に弱いもしくは勉強しなかった可能性があります。反対に非IT系の人は全ての分野を満遍なく勉強したので高い合格率に繋がったのだと思います。IT系企業に勤めている人はテクノロジ系よりもむしろストラテジ系やマネジメント系の勉強を頑張ったほうがよいかもしれません。

以上、私の経験を元にしたSG合格のポイントでした。秋に受験される方、頑張って合格しましょう。

関連記事

  1. 24歳日本最年少女性杜氏が造る純米大吟醸酒

  2. オフィスをサロンに。人が集まる場を創る。

  3. 祇園祭で南観音山を曳いてきました

  4. 京都マラソン2018のオススメ応援スポット

  5. 最高額は35万円!初任給が高い企業ベスト10

  6. 【Amazon Alexa】スキル一覧(ビジネス・ファイナンス編)