BtoCとBtoBの違い、正確に理解していますか?

ECに限らずビジネスを行う場合、BtoCやBtoBという言葉に触れる機会が必ずあると思います。そしてこの2つの違いもなんとなく理解されているでしょう。BtoCは企業対個人の取引、BtoBは企業対企業の取引といったところでしょうか。しかし、どの業界もそんなにシンプルなビジネス構造で成り立っていません。例えばトヨタ自動車は消費者に自動車を販売するBtoCだけでなく、デンソーなど多くの部品メーカーと取引を行うBtoBも同時に行っています。今後ECサイトを運営したり構築する場合は対象となる企業のビジネス構造を把握し、どの部分をEC化することが最適なのか提案する必要があるでしょう。和菓子メーカーだからといって和菓子販売のECサイトを提案するだけでなく、原料メーカーとの取引部分をEC化して原価経費を削減しましょう、という提案もできると思います。今回はシンプルなビジネス関連図を元に、BtoC取引とBtoB取引の違いをご説明します。

BtoCとBtoBの違い

下の図は経済産業省『平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)』の中の「EC市場規模の参入範囲」の図を元に作り直したものです。最終製品メーカーを中心として、そのメーカーに関連する企業と消費者との取引を表しています。ほとんどのメーカーはこのような構造をもってビジネスを展開しています。しかし、多くのEC構築業者は最終メーカーと消費者の関係しか見てないことが多いのです。実はそれ以外の取引のほうが多いのに。それでは下の図の番号を元にBtoCとBtoBを分類してみましょう。

  • BtoC:⑥、⑧、⑨
  • BtoB:②、③、④、⑤、⑦
  • ①は含まない

ざっくり言うと消費者と繋がっている取引は全てBtoCになります。そしてそれ以外をBtoBと呼びます。①に関しては主体が海外メーカーなので取引には含みません。このようにメーカーの取引関連を整理すると、まだまだECに参入する余地があると思いませんか?

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