大阪や滋賀には有名な花火大会があるにもかかわず、京都市には花火大会がありません。唯一あるとしたら京都国際会館で打ち上げられる花火くらいでしょうか。でも、これはイベントの一貫として行われるもので京都市が絡んだ花火ではありません。京都には重要文化財が密集しているため、万が一のことを考えると打ち上げる場所が確保できないと考えられます。でも、やっぱり近所で花火を見たいですよね。そんな方に朗報です。文化庁京都移転を記念して2018年5月30日(水)に京都市伏見区で「京都芸術花火2018」が開催されます。場所は競馬好きの聖地「京都競馬場」です。今回はこのイベントをご紹介します。
京都芸術花火の3つの特徴
京都芸術花火は一般的な花火大会と異なり、何か特徴があるようです。
①音楽と花火がシンクロする花火大会
京都芸術花火の花火は音楽のリズムや曲調に合わせて打ち上げられます。滞空時間や残存する光を計算に入れ、1/30秒単位でコントロールされ、音楽のリズムやボーカル、歌詞に合わせて演出されます。花火そのものの美しさだけでなく、花火が奏でるストーリーを楽しみましょう。
②日本屈指の花火オールスターチームが参加
京都芸術花火を演出するのは花火コレオグラファーとして有名な大矢亮氏。彼は花火のプログラミングを専門とする方で、その道の有名人です。さらに日本全国から花火関連業に携わるプロが集まります。花火を創るプロから花火を打ち上げるプロまで集まり、日本最高峰の芸術花火を演出します。
③スペシャルゲストでDJ KOOがやってくる
映画「サタデーナイトフィーバー」日本公開40周年記念イベントを開催!夕焼けに染まる京都競馬場をスペシャルゲストのDJ KOOがディスコに変貌させます!
開催概要
京都芸術花火は有料の花火大会です。席も指定及びゾーン指定になりますので期間内にチケットを購入しましょう。カメラ撮影をしたい場合は、カメラエリアが使えるようです。三脚を使って撮影できるんだとか。ただし通常のチケットが必要です。花火開始は19時45分からですが、京都競馬場は17時に開場しますので早めに行ってお弁当を食べたりビールを飲んだりして時間を過ごすのもありですね。少し残念なのが平日(水曜日)開催だということ。参加する場合は思い切って有給休暇を取るか午後半休にしちゃいましょう。
開催日時 | 2018年5月30日(水) 17:00 開場 19:45 花火開始 |
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開催場所 | 京都競馬場 京阪電車「淀駅」下車 徒歩2分 |
チケット購入 | 全席有料・指定 スタンド席 7,000円(指定) コース前エリア 大人3,500円 小学生500円(ゾーン指定) 販売期間 3月20日(火)〜 |