京都市市営地下鉄の利用実態を調べてみた

以前、京都の観光シーズンは秋だったのですが、最近では季節に関係なく多くの観光客が訪れるようになりました。街を歩いていてもバスに乗っていても京都に住んでいる人より観光客の方が多いのではと思うこともしばしば。そんな観光客が移動手段として利用するのが地下鉄です。一応京都にもJRと阪急、京阪が走っているのですが、かすめる程度にしか走っていないので市民や観光客がよく利用するのは地下鉄です。今回はその地下鉄の利用実態を調べてみました。

京都市市営地下鉄の旅客数推移

まず最初に一年間にどのくらいの人たちが地下鉄を利用しているのかご紹介します。下のグラフをご覧ください。平成24年から平成28年までの旅客数の推移です。赤色のグラフは定期券を使用して乗車している人の数です。この人数は5年間それほど大きく変化していません。おそらく利用者は京都市民もしくは市外から市内に通勤・通学している人がほとんどだと思われます。緑色のグラフは敬老乗車など特別扱いで利用している人の数です。京都市では70歳以上の高齢者に対して1年間フリーパスで乗車できる磁気カードを発行しています。こちらもそれほど大きな変化はありません。最も変化が大きいのは青色の「定期外」です。いわゆる通常の切符を購入したりICカードで乗車している人です。24年度には約6800万人だったのが、28年度には約7600万人に増加しています。これは観光客、特に外国人観光客が増えたからだと思われます。現在の利用人数は不明ですが、すでに8000万人に近い利用者がいると考えられます。

京都市市営地下鉄の旅客収入推移

次は一年間の事業収入をご紹介します。全体を見ると24年度には約235億円だったのですが28年度には約268億円と30億円ほど収入が増えています。内訳を見ると、旅客数と同じく定期と敬老等はそれほど大きな変化はないのですが、定期外に関しては24年度に約154億円だったのが28年度には約176億円と20億円以上も収入がアップしています。東京オリンピック開催に向け収入はまだ伸びそうですね。ぜひ300億円を目指して欲しいです(既に超えているかもしれませんが)。

以上、京都市市営地下鉄の利用実態をご紹介しました。通勤・通学で地下鉄を利用している人なら分かると思いますが、京都の地下鉄はまだまだ改善すべき点が多いです。エスカレーターやエレベーターが無い所が多いため、重いスーツケースを持ち階段を上がっている観光客をたくさん見かけます。また案内表示がわかりにくく迷っている観光客もたくさんいます。このような課題を解決するために、旅客数を増やし事業収入を上げてもらいたいですね。

 京都市交通局

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