24歳日本最年少女性杜氏が造る純米大吟醸酒

30代はワインばかり飲んでいた僕ですが、40代に入ってからは日本酒を飲む機会が増えました。その理由として、まず自分自身の身体の変化があります。30代の頃は霜降り肉が美味しく感じる身体だったのですが、歳を重ねるに連れて霜降り肉より赤身肉が好きになり、さらに肉よりも魚が美味しく感じるようになりました。もう一つの理由として、日本酒をカジュアルに楽しめる場が増えたことがあげられます。京都に特化すれば、昔ながらのオヤジの溜まり場と化したタバコ臭い立ち呑み屋よりも、女子大生が気軽に日本酒を楽しめる喫煙厳禁の日本酒バルのようなお店の方が多くなりました。ワインと比べるとリーズナブルなのも若者に人気がある理由かと思われます。

このような理由から僕の周囲でも日本酒を楽しむ人が増え、さらに消費者の低年齢層化が進んでいると思われます。新聞に載っている統計データを見ると日本酒の消費量は減少傾向であるようですが、僕は今後増加していくのではないかと考えます。ただし、そのためには若者に対するプロモーションを強化したり、清酒業界で働く若者を増やしたりする必要があると思います。今回は清酒業界で働く24歳の女性杜氏をご紹介します。彼女のような存在が増えることで、これからの清酒業界は大きく変わっていくのではないでしょうか。

福井県永平寺の吉田酒造

24歳の女性杜氏が働く酒蔵は福井県吉田郡永平寺町にある吉田酒造有限会社。創業は文化3年(1806年)という歴史ある酒蔵です。この酒蔵は福井県で初めて山田錦を自家栽培しましたが、それに至るまでは苦労の連続だったようです。当時は山田錦を栽培する上で福井県が北限とされるほど厳しい環境でした。しかし、完全熟成堆肥を使用し少しずつ土地を改良していくことで山田錦に適した土地を実現しました。水は霊峰白山の雪解け伏流水。これらの環境を元に造られているのが「白龍」という銘柄です。

現在、吉田酒造では「白龍」の他に福井大学の学生が開発に参加した「福の愉(ふくのたのしみ)」、超辛口シリーズの「游(ゆう)」、アルコール12.5度のスパークリング日本酒「DRAGON KISS」が販売されています。造り手が若いためでしょうか、ラベルデザインも洗練されています。

純米大吟醸35%デビュー作のお酒

この吉田酒造ですが、今期から蔵元の娘・吉田真子(24歳)が最年少女性杜氏として酒造りを率いています。彼女は関西の大学を卒業後、すぐに実家に戻り酒造りの道に入りました。その後、北海道の「上川大雪酒造」の川端杜氏の元で酒造りを学び、今期から吉田酒造の杜氏として製造を仕切ることに。そして、彼女が初めて挑戦するお酒がいよいよデビューします。

そのお酒は純米大吟醸35%無濾過生原酒。吉田酒造の田んぼで穫れた最上の山田錦を35%まで磨き上げ、吟醸作りで醸しています。本数はたったの1505本。この日本酒はクラウドファンディング「Makuake」で支援した人がだけ楽しむことができます。実は彼女は今後自ら酒造りに携わっていく上で、設備投資が必要だと考えています。その資金を得るためにクラウドファンディングを利用しています。この発想が若者らしくて、すぐに銀行融資を考える従来の経営者とは異なります。

このクラウドファンディングには複数のコースがありますが、最安値が6000円コースでこの日本酒が1本入手できます。次は11000円コースで2本、18000円で3本となっています。しかしすでに18000円コースだけでなく60,000円、100,000円コースも売り切れです。僕は11000円コースを購入しましたが、すぐに売り切れる可能性があるため興味のある人は早めに購入することをオススメします。

若い杜氏が自分と同じ世代に向けて造る日本酒。これからの日本酒がどのように変わっていくのか楽しみですね。

 吉田酒造

 Makuake「24歳-日本最年少女性杜氏が挑む日本酒、磨き35%純米大吟醸酒を限定販売!」

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