シニア人材の採用事例(ネスレ日本)

先日、26日の日本経済新聞でネスレ日本が60歳以上を対象にした採用制度を始めたという記事が掲載されていました。シニアを対象にした採用事例としては、森下仁丹の第四新卒採用が有名です。これは性別・年齢を問わない採用で、従来の30代・40代以上の世代を主なターゲットにしています。こんな世代をターゲットにして応募があるのか疑問でしたが、蓋を開けてみれば倍率220倍という競争率なんだとか。今までの風潮だと転職は30代までで、40代以上になると現場社員として採用されるのはごく稀で多くがマネジメント層としての採用でした。しかし、現在の40代以上は今までとは異なり体力的にも元気で若々しく、多くの企業で新たな人材層として注目を集めています。今回シニア採用をリリースしたネスレ日本も人手不足を補うためにシニア層を取り込む目論見があります。

ネスレ日本のシニア採用

実際にネスレ日本の採用サイトを確認してみました。今回のシニア採用は「シニアスペシャリスト採用」と呼ばれています。スペシャリストと記載されているように、何らかの専門技能や専門知識を持っているシニアが対象になります。雇用形態は「臨時社員」となっています。新聞では、契約社員として数ヶ月の試用期間を経た後、正社員へ切り替える判断を行うと記載されています。

募集職種は
  • 一般事務職
  • 営業
  • マーチャンダイザー
  • エンジニア、製造オペレーターなど
募集資格は、
  • 60歳以上
  • 食品や消費財メーカーで小売や業務用での営業経験がある人
  • 食品や建築での経験があるエンジニア、製造オペレーターなど

 ネスレ日本の詳細はこちら

今後、自分がシニア採用の対象になるには

国内の採用市況はしばらく人材不足感が継続すると見込まれています。このような中で今後は新卒、中途採用と並びシニア採用も大きなマーケットになっていくでしょう。しかし、シニアの誰もが採用されるかというとそうではありません。まずは健康で元気であることが必須です。成人病など持病がある方が採用されることは稀でしょう。そして重要なのが「専門性」を持っているかどうか。言い換えれば現場で通用する経験と知識を持っているかどうか。今後はシニア層=マネジメント採用という考えは捨てたほうがよいと思います。今の30代、40代の人はこういった傾向を意識しながらキャリアを積み上げていく必要がありそうです。

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