厚生労働省の「労働条件(RJ)パトロール!」アプリを使ってみた。

現在はブラック企業という言葉があり企業の労働条件に対する社会の目が非常にシビアになっています。僕ら(40代以上)世代からすると、そんなのブラックじゃないだろ、と思うような労働条件もたくさんありますが、企業が法令に則った労働環境を提供することは当たり前です。ただ、企業も慈善事業で経営しているわけではありませんので、法令違反ギリギリの労働環境を与えることは止む終えないと個人的には考えています(潰れてしまっては元も子もないので)。

大切なのはその企業を選ぶ労働者が労働に関する法令の知識をしっかりと持つことだと思います。法令の知識を持ち、それを遵守している企業を選ぶようになれば、法令遵守の企業には人材が集まり、そうでない企業は人材が不足します。つまり法令違反する企業は自然に淘汰されていくわけです。そうなれば、必然的に企業は法令遵守に舵を切ると思われます。だからこそ、入社する企業を選ぶ側がしっかりと知識を身につける必要があります。

今回ご紹介するアプリは、これから社会に出る若者向けに厚生労働省が開発したスマホアプリです。どんなアプリなのか簡単にご紹介します。

6人の個性的なキャラクターが労働法令をクイズ形式で教えてくれる

まず知っておいてほしいのは、このアプリはゲームではありません。あくまでも知識を習得するためのアプリです。企業に勤める人であれば個人情報保護を学ぶPCアプリを経験したと思いますが、そんな感じの学習アプリだと捉えてください。だから、そんなに楽しいものではありません。

タイトル

アプリ名は「労働条件(RJ)パトロール」。RJとは「ROUDOU JOUKEN」の頭文字です。以下、アプリの説明文から抜粋です。

「労働条件(RJ)パトロール!」は、労働条件に関する法律をクイズを通じて学習することができる厚生労働省の公式アプリです。ストーリーの中で現れる「労働条件(RJ)アウト」を指摘するクイズの他、労働関係法令に関する情報を閲覧する、労働条件に関する相談窓口の連絡先を確認する、といった機能を簡単に使うことができます。

労働関係法令、すなわち働くルールを事前に知ることは、気持ちよく働くことや仕事をよりスムーズに進められるだけでなく、自分自身を守ることにもつながります。気になったストーリーからぜひ始めてみてください。

ストーリーに登場する人物は6名。それなりにちゃんとキャラ設定されています。個人的には「何事もカレーに置き換えてしまう」ぴょん丸が好きです。

キャラクター紹介

ストーリーは若者が受け入れやすいように会話形式で進められます。

ストーリー

ストーリーは全6章で構成されています。

  1. シフトワーカーよ、便利屋にされるな!
  2. 労働時間管理に異議あり!
  3. 過重労働に屈するな!
  4. ハラスメントに負けるな!
  5. 正当な賃金を確保せよ!
  6. 不当な退職・解雇に立ち向かえ!

この記事を書いている時点でのダウンロード回数(Android版)は「500回以上」ということなので、まだまだ認知されていないようですね。せっかく税金を投入して作ったものですので、もっとPRしてもよいのでは。ちなみに開発の委託先は(株)廣済堂です。若者だけでなく、経営者も暇な時にやってみてはいかがでしょうか。

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