術前・術後の写真掲載が原則禁止へ

美容系医療機関のウェブサイトを見たことがある人なら分かると思いますが、多くの医療機関では術前・術後の比較写真が掲載されています。僕が知っているだけでも大半の医療機関がこの比較写真を使ってPRしています。この比較写真は患者側からすると医療行為を受けることで自分がどのように変化するのかビジュアルを通して理解することができるためメリットもあります。しかし一方で、医療機関側が術後の写真を良く見せようとして加工することが多く、実際の術後と乖離することが多々あります。

恐らくこの比較写真が原因でトラブルが続いたのでしょう。厚生労働省は10月25日に医療機関が自らのウェブサイトで、患者を獲得するために手術前後の写真を掲載する行為を原則禁止する方針を決めました。そして2018年6月までに施行する改正医療法に合わせて実施する予定です。

ウェブ制作会社がすべきこと

この決定を受けて、私たちウェブ制作会社がすべきことは2つあると考えます。

まずひとつは過去に担当した美容系医療機関のウェブサイトから術前・術後の比較写真を削除することです。医療機関側は法改正ギリギリまで現状を維持したがると思われますが、患者目線で見ればこのような決定に対し早く対応する方が良い印象を持たれます。医療機関を説得して早めに比較写真を削除するように促しましょう。

そして二つ目は、比較写真に代わるPR情報を提案することです。ぶっちゃけ術前・術後の写真はインパクトもあり、ある程度のPR効果があったと思われます。ですので、今まで美容系のウェブサイトを提案する際、多くのウェブ制作会社は当たり前のように比較写真の掲載を提案していたはずです。しかし、今後はこの比較写真を使うことはできません。比較写真を使わずに他の美容系と差別化を図る必要があります。腕の見せ所です。制限が多ければ多いほど、クリエイティブの力量に差が出てくるのが私たちの世界。来年6月以降の美容系医療機関のウェブサイトは注目です。

ちなみに医療系の学会等で手術前後の写真を掲載することは、特定の医療機関に誘導する目的がないため対象外になるようです。ウェブ制作会社で提案業務を担う方は、今後の厚生労働省の発表に注意が必要です。

(外部サイト)厚生労働省「術前術後の表示の扱いについて」

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