EC-CUBEを使えば安価に顧客管理システムや商品管理システムが手に入る(かも)

テクノロジー

EC-CUBEはカスタマイズ性の高いECサイト構築に最適な無償ソフトウエアなのですが、実はECサイト構築以外でも有効利用できるんです。実際、当社にご依頼いただく案件にもECサイト以外のEC-CUBEのカスタマイズが多々あります。今回はそんなECサイト以外のEC-CUBEの使用方法をご紹介します。これを知っておけば、高い月額費用を払わずに安価に業務用システムを手に入れられるかもしれません。

【事例1】顧客管理

ECサイト運営に会員管理は必須ですが、この会員管理機能を活かして営業用の顧客管理システムを構築することもできます。EC-CUBEのデフォルトでは氏名や住所、電話番号など荷物の発送に必要な必要最低限の項目しか設定されていませんが、これに顧客プライオリティや案件ステータス、部署名や役職名などの項目をカスタマイズして追加すれば、十分利用可能な状態になります。また複数人に管理画面へのアクセス権限を与えることもできますし、権限範囲を設定することもできますので、現場の社員には情報の参照権限のみ、部門長には編集・削除権限を与える、なんてことも可能です。

【事例2】商品管理・在庫管理

こちらもECサイト運営には必須の機能です。こちらの機能を使って自社で扱っている商品管理や在庫管理を行うことができます。顧客管理と同様、カスタマイズすれば項目は自由に設定できますので、自社が使いやすいものに変更できます。また、すでに使用している在庫管理システムなどと連動させることで、リアルタイムの在庫情報が外出先から確認できるようになります。EC-CUBE3はスマホから見る管理画面も非常に見やすいため、利便性も高いのではないでしょうか。

【事例3】自社サイトへのマイページ機能追加

IDとパスワードを入力すると自分専用のマイページが表示される。現在ではこのような機能は多くサービスに導入されていますが、いざ自社のサービスに導入しようとすると結構な費用がかかってしまいます。しかし、EC-CUBEにはデフォルトでマイページ機能が備わっていますので、これを上手く利用すれば安価にマイページ機能導入が可能です。会員ログイン後に表示されるマイページの内容に関してもカスタマイズすることで自由に設定することができます。登録会員に個別の会員フラグを設定して、特定の会員だけにお得なキャンペーン情報を提供する、なんてこともできます。

その他、諸々利用方法はあるのではないでしょうか。今回当社でEC-CUBE3のデモをご用意しましたので、自由に触ってみてください。触ってみて、こんな使い方できるかも!というアイデアが浮かんだら、ぜひ当社にも教えてください。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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