越境EC利用時の価格交渉経験

日本人の場合、例えば楽天市場やAmazonで買い物をする際、価格に納得いかなくても出品者と価格交渉することは殆ど無いと考えられますが、米国や中国では若干違いが見られます。これは買い物の文化によるものだと思いますが、海外向けにECを展開する場合は、公開している価格で必ず購入してくれる、という考えは捨てたほうがよいでしょう。

中国は68%が価格交渉経験がある

今回も平成27年に経済産業省が出した「平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」から情報を抜粋をご紹介します。

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データは2013年ですので若干古いのですが、文化はそれほど大きく変化しないため参考になると思われます。日本人は普段の買い物でも価格交渉するという習慣がないため15.7%しか経験がありません。一方、米国と中国はそれぞれ45%と68%の人が価格交渉の経験があるようです。今後、米国や中国に向けて越境ECを展開する場合は、このくらいの確率で価格交渉されると認識しておく必要があるでしょう。

実際、先日私がAliexpressという中国のBtoCのECを利用したのですが、出品者と購入者のコミュニケーションツールが充実しています。チャット機能のようなものですね。日本人向けのECでチャット機能を付けているサイトって少ないのですが、中国ではこのような機能が必要になるでしょう。また、先日お客様に聞いたのですが、インドより西の中東のお客様も値下げ交渉が多いと。海外向けにECを展開する場合は値下げ交渉があるという前提で、そのためのコミュニケーションツールとコミュニケーション力を高めておきましょう。

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