越境EC 5つの展開パターン

越境EC(海外向けEC)を展開しようとする場合、お客様の多くは独自でECサイトを持つことを考えたり、現地で展開するECモールに出店することを考えたりしますが、実際には5つの展開パターンがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、これから越境ECを展開する場合は、自社にとって何が最善策なのかしっかり考えておきましょう。

今回は平成26年に経済産業省が出した報告書「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」を元にご案内します。

越境EC 5つの展開パターン

【1】日本国内に独自BtoCサイトを展開するパターン

日本国内のサーバに自社独自のECサイトを立ち上げるパターンです。当社がお手伝いするお仕事もこのパターンが最も多いです。ECサイトの構築、翻訳、集客、外国語でのサポート対応、海外への配送などお客様の負荷が高いことがデメリットですが、自由度が高いため柔軟にビジネスを展開しやすく、軌道に乗れば最も収益性の高いパターンです。

【2】日本国内の海外対応BtoCプラットフォームに出店するパターン

海外消費者をターゲットにしたモールに出店するパターンです。越境ECを展開するには取引に関する知識を習得する必要がありますが、モールに出店すれば決済や配送など様々なサポートを受けることができます。初めて越境ECを展開する場合はこのパターンをオススメします。デメリットは出店料や販売手数料が発生することと、出店するモールの仕様以上のことができないことです。

eBay

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Buy-J.com

buyj

【3】海外のCtoCプラットフォームに出店するパターン

CtoC(消費者間取引)なので出店手数料や登録料が無料であったり安価であることが特徴です。CtoCはイメージしにくいのですが、普段私たちがよく利用するヤフオフやAirBnBもCtoCビジネスです。中国にあるCtoCプラットフォームで最も有名なのはアリババが展開する「Taobao」があります。出店のハードルが低いため、個人事業主や小規模な法人の海外展開でよく利用されています。

taobao

taobao

【4】海外のBtoCプラットフォームに出店するパターン

私たちがよく利用する楽天市場に海外のお店が出店することと同様に、私たちが海外のモールに出店するパターンです。CtoCに似ていますが、BtoCなので出店するためには審査がありますし、それなりの出店手数料や販売手数料が徴収されます。ただ、このようなモールはその国の人々から信頼され利用者が多いため、集客においては大きなメリットが生まれますし、その国の決済や配送インフラを利用やすいという特徴があります。

天猫

tmall

【5】海外で独自ECサイトを展開するパターン

通常は【1】のように日本国内のサーバを借り日本国内でECサイトを構築するのですが、これを全て進出先の国で行なうパターンです。サーバもサイト制作も海外で行なうため、相当の現地対応力が必要になります。また現地でのビジネスになるため、法制度をしっかり理解することも大切です。ただ、現地ビジネスに慣れている人にとっては柔軟にECビジネスが展開できるためメリットも大きいと思われます。

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