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金融機関で導入が進むRPAってなに?

AIの導入により人間は単純作業から解放され、より付加価値の高い業務に時間を割くことができる。というようなことを最近よく聞きますが、具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。今回は金融機関があるシステムを導入することによって、定型業務を自動化し人間しかできない業務にリソースを割いている事例をご紹介します。

RPAはバッチ処理のようなもの

最近金融機関が導入を進めているのがRPAというシステムです。これはRobotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、その名の通り、作業を自動化すること。金融機関だけでなく、私たちの業界でも定型業務ってありますよね。毎回毎回同じことを繰り返す単純作業です。このような作業は付加価値を生みにくく生産性を下げる要因のひとつです。金融機関では住所変更や契約内容の照会、口座開設のデータ入力などがそれに該当します。そこにRPAを導入することで、社員はもっと付加価値の高い業務を行なうことができます。なんだか難しそうな名称ですが、今までもバッチ処理というのがありましたよね。フォトショップにもバッチ処理機能が付いていて、大量の画像をリサイズするなど単純作業で役立っています。

では具体的に各社はどのようにRPAを導入しているのでしょうか。2017年9月29日発行の日本経済新聞に掲載されている事例をご紹介します。

日本生命

住所変更や契約内容の照会・出力に導入し、20〜25人分の置き換えが可能に。

三井住友海上

照会した契約内容の転記などの作業に導入し、全体の業務時間の約2割を自動化。

三菱東京UFJ銀行

保険申込内容の照合に導入し、人手が1/3に。

みずほ銀行

口座開設のデータ入力に導入し、9分かかっていた作業が数秒で完了

三井住友銀行

取引履歴の監視に導入し、年間40万時間分を自動化

以上のようにRPA導入によって「人」と「時間」を節約することが可能になります。そしてその人と時間を使って顧客とのコミュニケーションが必要な業務を重点化することができます。単純作業が好きな社員もいると思いますので一概に良いことばかりではないと思いますが、経営的な視点で見ればRPA導入によって多くのメリットが享受できそうですね。

他業界にも影響が

今後は金融機関だけでなく他業界でもRPAの導入が進むと考えられます。私が個人的に考えているのは、法律に則った業務への導入です。例えば、税理士や司法書士、行政書士など。彼らと接している人なら分かると思いますが、彼らの仕事のほとんどは事務仕事(書類作成)です。そして、それらは全て法律というルールに則って行われ、ほぼフォーマット化されています。このような作業はRPAにぴったりだと思いませんか?

士業にRPAが導入されれば、今後書類作成で儲けることはできなくなります。一方で、士業と契約する経営者にとって見れば、書類作成のための出費は減るわけですので万々歳です。既に会計などのクラウドサービスでは決算書類を自動作成する機能もありますし、今後は年を経るごとに士業への支払いは減ると思われます。どのような新しいサービスが展開されていくのか非常に楽しみです。

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