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京都認知症総合センターで認知症対策をワンストップで提供

先日、9月21日は世界アルツハイマーデーで、京都でも記念講演会が開催されました。また現在、京都府では認知症に関する取り組みを強化しています。認知症と聞いても多くの人はピンと来ないかもしれません。認知症は高齢者が罹るもので30代、40代の自分には関係なく、罹患する可能性そのものが小さいものだと感じているかもしれません。しかし、年々認知症になる人の数は増えています。

内閣府の統計によると、65歳以上の認知症患者数は2012年には462万人(7人に1人)だったのが、2025年には約700万人(5人に1人)になると見込まれています。京都府内に限定しても2015年には7.5万人だったのが、2025年には9.9万人に増えると見込まれています。また18歳から64歳までの若年性認知症に関しては、厚生労働省の調査によると現在人口10万人あたりの人数は47.6人もいます。特に男性が57.8人と女性の36.7人よりも20人も多い状況です。

このような数字を見ると、多くの人が今後認知症になる可能性があり、また自分ではなく身近な人(親や子ども、職場の同僚など)が認知症になる場合もあります。だからこそ、今普通に生活できる状態の時に認知症に関する知識を身につけておく必要があります。今回は京都府の認知症に対する取り組みをご紹介します。もし、自分が認知症ではないかと疑っている場合や身近な人が認知症症状が出ている場合は近くの認知症関連施設に相談に行きましょう。

京都認知症総合センター(仮称)が2018年の春に宇治市にオープン

認知症になると生活は一変します。病院など医療機関にお世話になることも増えますし、在宅生活を送る場合はデイサービスなどの支援を受ける必要があります。また症状が重い場合は施設に入所することにもなります。さらに認知症患者だけでなく周囲の人たちの悩みやストレスも増え精神的なケアが必要になる場合もあります。

従来はこのような関連施設がバラバラに存在していたのですが、これら関連施設を一箇所にまとめワンストップで提供していくのが、2018年春に宇治市にできる「京都認知症総合センター(仮称)」です。ではこのセンターはどのような機能を擁しているのでしょうか。

京都認知症総合センターが担う機能

① 認知症に対応する医療

  • 訪問診療・看護
  • 外来診療

② 本人と家族に寄り添う初期支援

  • 認知症相談
  • 常設の認知症カフェ
  • 生きがいと社会参加の場

③ 在宅生活を支える通所・訪問サービス

  • 認知症デイサービス
  • 短期入所
  • 訪問介護

④ 手厚くサポートする入所施設

  • 特別養護老人ホーム
  • 認知症対応型グループホーム

このように認知症初期から中・重度期、そして看取りまでをこのセンター内で全て賄うことができます。認知症は生活・対人環境の変化によって発症する可能性が高いようです(これを「リロケーションダメージ」という)。つまり、認知症になったからといって生活環境を変えることは返って症状を悪化させる要因になるため、住み慣れた街でケアしていくことが大切なんだとか。だから、このようなワンストップで対応できるセンターが必要なんですね。

京都府内の認知症関連施設

京都認知症総合センターはとりあえず宇治市だけに設置するようですが、実は京都府内にはここ以外にも認知症関連施設があります。何か認知症に関して困っていることや悩んでいることがあれば、まずは近所の関連施設に相談に行きましょう。

コールセンター

京都府認知症コールセンター

  • 0120-294-677
  • 月曜日〜金曜日、10:00〜15:00

京都府若年性認知症コールセンター

  • 0120-134-807
  • 月曜日〜金曜日、10:00〜15:00
ポータルサイト

きょうと認知症あんしんナビ

京都府認知症あんしんナビ

http://www.kyoto-ninchisho.org/

京都府内の認知症関連施設・サービスの案内のほか、京都府内で開催されている関連セミナーの情報も掲載されています。コールセンターに電話をかける前に、まずはこのポータルサイトで情報収集したほうがよいと思います。

認知症カフェ

http://www.kyoto-ninchisho.org/?page_id=1815

認知症に関して悩みや困ったことがある場合に、専門家に気軽に相談したり、地域の人たちと交流ができる場です。「きょうと認知症あんしんナビ」に京都府内140ヶ所の認知症カフェが掲載されていますので、ご近所のカフェを見つけてご利用ください。

認知症疾患医療センター

地域医療機関や介護事業所と連携しながら、認知症の診断や治療、専門医療相談を行っています(要予約)。

京都府立医科大学付属病院(京都市上京区)

http://www.h.kpu-m.ac.jp/

京都府立医科大学付属北部医療センター(与謝野町)

http://nmc.kpu-m.ac.jp/

国立病院機構 舞鶴医療センター(舞鶴市)

https://www.hosp.go.jp/~maizuru/

京都中部総合医療センター(南丹市)

http://www.kyoto-chubumedc.or.jp/

西山病院(長岡京市)

http://www.nishiyama-hospital.or.jp/

京都府立洛南病院(宇治市)

http://www.rakunan-hosp.jp/

宇治おうばく病院(宇治市)

http://www.eijinkai.or.jp/

京都山城総合医療センター(木津川市)

http://www.yamashiro-hp.jp/

今回は京都府の認知症に関する取り組みをご紹介しましたが、少しは認知症に興味を持っていただけましたでしょうか。認知症は生活習慣病と大きく関連し、食事や運動、環境によってある程度予防・改善することができるんだとか。認知症にならないように普段の生活を気にすることが一番大切なんですね。また、身近な人が認知症になった時のことを考えて、認知症サポーターになることもオススメします。これは一般の方でも受講が可能で、認知症に関する知識と認知症患者への接し方が学べます。「京都 認知症サポーター」で検索すれば、情報が取得できますので興味のある方はぜひ調べてみてください。

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