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月桂冠のワンカップは存在しない

僕が仕事帰りによく寄る居酒屋には通常の日本酒の他に、カップ酒が200円台で飲むことができます。大体いつも生ビールからスタートして、最後はカップ酒と炙り辛子明太子で締めます。ま、そんなことはどうでもよいのですが、その居酒屋のメニューにはカップ酒を「月桂冠ワンカップ」と記載していたわけです。なのでFacebookにワンカップ酒と明太子の写真とその説明をアップロードしました。そこで、某酒造メーカー関係者からご指摘があったわけです。

「月桂冠にワンカップは存在しない」と。

いやいや、ここにありますやん!これワンカップちゃうんですか?

「よく調べてみてください。月桂冠のホームページにワンカップという言葉は載っていない」と。

で、ちょっと調べてみることにしたのです。

月桂冠はワンカップではなく◯◯カップだった

月桂冠のホームページを隈なく閲覧しましたが、確かに「ワンカップ」という言葉はひとつも載っていませんでした。代わりに載っていたのが「エコカップ」という言葉。なぜ、ワンカップではなくエコカップという言葉を使わなければいけないのか。ということで、商標検索ができる特許情報プラットフォームというサービスで2つの言葉を検索してみました。

「ワンカップ」の検索結果

なんと、「ワンカップ」は大関株式会社が商標登録していました。つまり、カップ酒でワンカップと名乗れるのは大関だけだったわけです。初めて知りました。いや、まさか商標登録されていたものだったとは。では月桂冠はどうしているのか。

「エコカップ」の検索結果

月桂冠は「エコカップ」で商標登録していました。つまり同業他社はエコカップを使えないわけですね。でもね〜、敢えてワンカップではなくエコカップと呼んでいる人、今まで会ったことないんですよね〜。ということで、Googleでどの程度それぞれの言葉が検索ワードとして使用されているのか調べてみました。

エコカップ、普及させる気ないのかな・・・

Googleのキーワードプランナーで「ワンカップ」と「エコカップ」の2つの月間検索ボリュームを調べた結果は以下の通り。

  • ワンカップ:月間1,000〜10,000
  • エコカップ:月間100〜1,000

単純にエコカップよりもワンカップの方が10倍よく使われているということですね。ちなみに「エコカップ 日本酒」など酒関連の言葉とセットで使用されている形跡はほぼないので、エコカップ=酒と知っている人はもっと少ないと考えられます。いいんでしょうか、月桂冠の皆さん。もっと広告したり広報で使ったりしたほうがよいのでは。

まあでも、楽天市場でワンカップで商品検索すると、大関以外のカップ酒がたくさん表示されますので、そんなにうるさくないんでしょうね、大関さん。ちなみに最初に登場した居酒屋にも指摘したのですが、今さらメニューを変える気はないそうです。大丈夫、大関さん寛容やし、月桂冠さんも売れればなんでもええって感じでしょう。

普段何気なく使っている言葉でも、ちゃんと商標登録されている場合があるんですね。勉強になりました!特に文章を書くお仕事をされている皆さん、気をつけましょう。あ、「ホームページ」って言葉も商標登録されていますよ。誰が登録しているのかは調べてみてください〜。

 特許情報プラットフォーム

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